「コーチングにはどんな種類があるのかな?」
「自分にぴったりのコーチを見つけたい」
今回はこういった疑問や要望にお答えしていきます!
コーチングには様々な種類があってどれがいいのか迷う、というか把握できず判断がつかない・・と思っている人も多いです。
そこで今回は、コーチングの種類について丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
そもそも、コーチングとは?
コーチングとは
「コーチング」と言ってもさまざまな定義がありますが、”自発的行動を促進するコミュニケーション手法”と言えます。
(引用:コーチ・エイ)
端的に言うと、人の目標達成を支援するその過程のことです。
コーチはクライアントに対して、質問を投げかけたり、その答えに対するフィードバックを伝えたり、2人の対話の中で答えを見出していくことになります。
コーチングとコンサルティングの違い
コーチングと似た言葉に、コンサルティングやティーチングがあります。これらは「最終的にクライアントの目標達成支援する」部分では同じなのですが、その過程に差があります。
まずコーチングは、対話を通してコーチと一緒に目標達成支援の具体策やその方法について決めていきます。二人三脚のようなイメージです。
一方、コンサルティングでは、コンサルタントが一方的に目標達成のための答えを決めたり提案したりします。つまり、クライアントの皆さんと話し合って決めるというよりも、決められたものについてどう思うか?といったイメージになります。
このように、コーチングとコンサルティングでは、明確な違いがあるので注意しましょう!
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コーチングでは何をするのか
コーチングは”セッション”と呼ばれ、人によりますが1セッション60〜90分を目安にコーチと1対1の対話が行われます。
その際に、基本的にはアドバイスや教えを受けることはありません。そして、面接でもないので綺麗な答えや回答スピードが求められることもないのです。
具体的な流れを再度確認すると以下のようになります。
- 最近の出来事や前回のセッションから今日までの変化などについてコーチと共有する
- セッションで扱うテーマについて決める(途中で変わることもあり)
- セッションで深掘りしていく
- 振り返りなどを行いセッションを終了する
▼詳しくはこちらの記事をチェック
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コーチングの種類|大きく3分類
それでは本題の「コーチングの種類」についてご紹介していきます!
コーチングもカテゴライズすると様々なものがありますが、まずは大きく3分類に分けられます。
①傾聴・共感型のコーチング
もともと、カウンセリングから派生したコーチング手法で、世間一般的に広く知られているのはこのタイプのコーチングです。
クライアントの現状の悩みを丁寧に傾聴し、共感することで、徐々に課題を把握しながら対話をしていく。言語化して思考の整理が済んだところで、未来へ目を向けて今後の方向性を明らかにする。
その時その時の「クライアントの中にある答え」を一緒に探していく、というような感じでコーチングを説明する時によく言われますね。
このタイプのコーチングは、アドバイスや教えを受けることは基本的にありません。とにかくクライアント自身が自分の思考をじっくりじっくり探っていきます。
②認知科学に基づくコーチング
世界的に有名な脳科学者である苫米地英人博士が開発した未来志向型のコーチング手法で、従来のコーチングスタイルとは異なっています。
まず認知科学とは、大まかな書き方をすると、”心がどのように動くのかということや、心・脳がどんな情報処理をするのかということに着目した学問”のことです。
皆さんは常日頃から様々な状況(事実)に対して脳や心で解釈して、その状況を捉えています。一旦フィルターが掛かった上で、脳や心でその状況を認識するというイメージですね。
つまり、「事実→解釈→行動」という一連の流れが人間には備わっているということです。
同じ状況や事実であるにも関わらず、人によってその見え方や捉え方が変わってくるので、この一連の流れに着目し、解釈の部分をより良いものにしていこうというのが”認知科学コーチング”になります。
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という人にとっては、認知科学コーチングはホントおすすめですね。
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認知科学に基づくコーチングについてご存知でしょうか?様々な流派があるコーチングのなかでも、特に人生オールライフで楽しみつつゴールに向かったり、モチベーションに頼らずゴール達成を叶えていきたい方におすすめのコーチングです。[…]
③特化型のコーチング
3つ目は、特化型のコーチングです。
前述の2つは、特別決まったテーマやジャンルに沿ってコーチングするわけではなく、人生全般的に扱っていきます。
特化型というのは、恋愛・英語・スポーツなどあらゆるジャンルのものが存在し、それぞれの分野に特化したコーチングとなっていますので、より具体的な施策や行動目標などが立てられます。
例えば、コーチング×栄養学なら食生活改善コーチングになりますし、ダイエットを目標におくならダイエットコーチングになります。
コーチ側は、その分野において専門知識や経験を豊富に持っていることが多く、時には専門的なアドバイスやコンサル要素の大きいアプローチが行われていきます。スポーツのコーチなどはイメージしやすいと思いますが、指導者としての機能も果たします。
課題や達成したいことが明確になっている場合は、その領域の特化型のコーチングを利用してみると良いでしょう。
対象者で変わるコーチングの種類3つ
前述の、①傾聴・共感型のコーチング、②認知科学に基づくコーチングの2つは、対象者が変われば内容も大きく変わってきます。ざっくり
- 一般層向け
- ビジネスマン(マネージャークラス)向け
- 経営者層向け
で扱うコーチングも変わってきます。
一般層・万人向けの「ライフコーチング」
人生や生き方など、ライフに関わる全般的なテーマを扱うので、一番オーソドックスで受けている人数も多いです。
パーソナルコーチングとも言われますね。
自分軸や自分らしさを追求していきたい
人間関係でモヤモヤしている
このような悩みや課題を持つ一般層を対象としているものが、ライフコーチングになってきます。
さらに、ライフの中でも扱う領域のよって細分化でき、夫婦などの人間関係を扱う「リレーションシップコーチング」、豊かさに気づくための「ウェルビーイングコーチング」、身体的な健康、精神的な健康を実現するための「ヘルス&ウェルネス・コーチング」など、様々な種類のコーチングが存在します。
また、ライフの中でも「やりたいこと」や「キャリア」について悩む方が多く、キャリアを軸に自己理解を深めたりキャリアプランを考えていく「キャリアコーチング」もニーズが強かったりします。
ビジネスマン・マネージャー向けの「ビジネスコーチング」
一般層向けの中でも、ビジネス(仕事)に特化したものを「ビジネスコーチング」と呼びます。
「部下とのコミュニケーションを改善したい」と思っている上司
「リーダーシップを身に付けたい」
というような問題を抱えているビジネスマンや、社員の課題を解決し組織の成長・発展を望む人事やマネージャー向けのコーチングになっています。
実際にコーチングを受けることで、無意識で会社の常識に捉われて自分にブレーキをかけてきたことや、手探りで進めてきたことなどの問題を意識することができ、解決策を見つけることにつながります。
経営者・役員向けの「エグゼクティブコーチング」
エグゼクティブコーチングは、経営者や経営幹部の方に向けて行われるコーチングで、良質な意思決定や人材育成・チームビルディングなどに役立ちます。
経営層はその立場上、社員に弱い部分を見せることも経営の相談をすることもできません。「売り上げが思うように伸びない」「社員が思うように働いてくれない」といった愚痴なども口に出すことはできないでしょう。
さらには、地位が上になればなるほどフィードバックされる機会も指摘してくれる人もほとんどいなくなります。
なので、経営層の人が定期的に振り返ったり方向性を客観視する目的のためにエグゼクティブコーチングは活用されます。
チームビルディングがうまくいきやすい
会社の売上アップにつながる
これらのようなベネフィットを得られます。
その他、NLPやカウンセリングとの違い
また補足ですが、「NLP」(Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略)を活用したコーチングや、コーチングと言いつつ「カウンセリング」の内容のものもあったりします。
NLP
「NLP」は、脳開発やコミュニケーション、心理療法へのアプローチをするために出来た技法で、イメージ力を使ってネガティブな感情を解決したり、イメージを明確にしてそのうれしさを身体感覚で扱ったりと、「感覚」や「イメージ」を重点的に大事にしていきます。
このアプローチを取り入れて行うのが「NLPコーチング」と呼ばれたりします。
カウンセリング
また「カウンセリング」は、マイナス思考や感情、心理的な課題をテーマに扱い、心理学を取り入れながら課題に向き合います。
マイナスの思考パターン、ネガティブな心理状態、過去の体験によるトラウマ、葛藤・怒り・悲しみ・喪失感・罪悪感・欠乏感・後悔・苦手意識など、マイナスなものをどう解消してゼロベースに戻していくかを重点的に扱っていきます。
前向きにゴールや目標に向かってプラスに動くのがコーチングに対して、マイナスなものを扱うのが違いとなります。
自分にぴったりのコーチングの種類を見つける視点
ここまで、コーチングの種類について解説してきましたが、実際にどれがいいのかはまだわからない方。自身にぴったりのコーチングを見つけるための視点について解説します。以下の手順を参考にしてみて下さい。
- 視点1:コーチングを利用する目的を言語化する
- 視点2:今抱えている課題にマッチするかどうか
- 視点3:自分の性格や立場に合うコーチングを検討する
【視点1】コーチングを利用する目的を言語化する
まずはコーチングを利用する目的を言語化しましょう!コーチングは自己実現の手段です。
コーチングセッションを受けることが目的にならないように注意することが大切になってきます。そのため、コーチングを利用する目的をあらかじめ言語化しておくと良いでしょう。場合によっては、コーチングよりもコンサルのほうが適している場合もあります。
【視点2】今抱えている課題にマッチするか、効果があるか
解決していきたい課題によって、今の自分に最も効果のあるコーチングは変わってきます。
- 1.ビジネスシーンでもっと活躍したい場合
- 2.組織の成果や成長を望む場合
- 3.自分らしい生き方を見つけたい場合
など。1や2であれば立場によってはエグゼクティブコーチングですし、経営層でなければライフコーチングの中でもビジネスに寄ったコーチング、3ならライフコーチングや認知科学コーチングもいいでしょう。
【視点3】自分の性格や立場に合うコーチングを検討する
それぞれの種類によって、得られるものやスピード・質、相性のいい性格が変わってきます。そのため、視点1や2で言語化したものを考慮しつつ、自分の性格やに合わせて選択していきましょう!
じっくりじっくり自分の思考を深めたい方はライフコーチングが適してますし、経営判断に関わるものならエグゼクティブコーチングや、認知科学コーチングも未来思考強めなので相性がいいかもしれません。
まとめ:自分の目的に合わせてコーチングを利用しよう
代表的なコーチングの種類についても解説してきましたが、それぞれどんな種類のコーチングなのか、それぞれの強みがわかったかと思います。
本記事の内容をまとめると・・・
- コーチングには多種多様な種類がある
- コーチングはあくまでも手段である
- どれがいいか迷ったら、自分の目的や状態に合わせて必要なアプローチを検討する
皆さんに最適なコーチングの種類・コーチが見つかることを願っています!
おすすめは認知科学コーチング(体験セッションあり)
コーチングを受ける人はおおよそ、人生をより良くしていきたい、現状を変えたい、もっと行動しまくって結果を出したい!と望む方が多い。そこへのアプローチは、ライフコーチングだとフワッとしていてイメージしづらいし、コーチから問われ続けるだけでクライアントからしたらちょっとしんどい・・。
認知科学に基づいたコーチングでは、クライアントが自覚できていない「want to」と「能力/強み」を特定し、クライアントの中を探すだけでは想像し得れない、「現状の外側」と呼んでいるゴールや目指すべき姿に導いていきます。
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