自己理解を深めるとは?他者理解も進む5つの方法【診断ツールも紹介】

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「自分の強みや、やりたいことがわからない・・」

「転職で自己PRを書かなきゃいけないけどそんなのわからない」

「内省の時間は取ってるけど、いまいち見えてこない・・」

こうやって悩む方って実は結構多い・・。そんな僕も、かつては相当悩んで悩んで自分を見失っていました。自分の強みも好きも分からないし、自己理解が全然できていませんでした。

そんな僕の実体験をベースに、
・そもそも自己理解とは?
・どうやって深めればいいのか?
・自己理解が進むと他者理解にどう影響していくのか?
その方法についても丁寧に解説していきます!

自己理解が必要な方や自分自身がよくわからないという方は、ぜひ最後までご覧ください!

自己理解とは?

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そもそも自己理解とは、どういったことを表すのか?

文字通りで言うと「自分を理解すること」ですね。平たく言えば、「自分を知ること」「自分を把握すること」と言ってもいいと思います。

もうちょっと細分化すると、「自分の性格・強み・好き・価値観などを自分自身で明確に理解すること」です。

自分は何者なのか?どんな強みがあって、どんな価値観や判断軸を持っているのでしょうか?

ここを理解できているか/いないかで、これからの人生が大きく変わっていきます。

そして、自己理解ができている状態は、あなたがもっと「自分らしく生きる」ための重要な視点になります。

 

自己理解を深めるメリット4つ

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では、自己理解を深めることにどんなメリットがあるのか。

僕の視点で思う、以下のことを解説していきます!

  • メリット1:持っている才能を発揮しやすくなる
  • メリット2:課題解決がしやすくなる
  • メリット3:他者理解ができるようになる
  • メリット4:自分に最適なゴールや目標が立てられるようになる

持っている才能を発揮しやすくなる

「あなたの得意なこと、不得意なことはなんですか?」

この質問に答えられるでしょうか?

「自己理解」と言っても幅広いものがありますが、特に自分の「得意なこと」と「不得意なこと」が明確にすることはとても重要

得意/不得意を把握することは、あなたが本来持っている才能を発揮しやすくなることに直結します。

自分の得意/不得意が分かっていれば、自分の才能・強みを活かせるようになるので成果を出しやすかったり、逆に苦手なことを避けやすくなるので、人生イージーモードに近づきます。

また、ストレスを感じることも間違いなく減ります

課題解決がしやすくなる

自己理解を深めておくと、何かの課題に直面した際に解決しやすくなります

(課題ごとに取り組むべき具体的なアクションが異なるのは大前提ですが)あなたの思考の癖や何が強み/苦手なのか、などが自分で把握できていれば自分なりの打ち手も考えられます。

また、明確にやれることや苦手なことの線引きも分かるので、「誰かに頼る」という選択も思いきって取れます

要は、むだに悩み込む時間が減るということですね。

他者理解ができるようになる

僕たちは、自分の理解していることでしか相手のことを理解することができません。なので、自分を知ることで相手のことも理解できるようになっていきます。

つまり、
自分はこんな人間なんだ」
「こんな一面もあるんだ」
「これは苦手なことだから仕方ない」
ということが分かってくることで、他者に対しても、自分を理解するような視点が持てるということです。

自己理解が進むと自分がどんな人間か分かり、同時に他者理解も進むので、人間関係がより良い方向に向かっていきます。

自分に最適なゴールや目標が立てられるようになる

自分に取ってどんなゴール設定ができるのか、どんな目標をどのレベルで、どうやって達成していくのかなど、「目標を立てる」ために自分の特性を活かしたり最適解の立て方・作り方ができるようになります

思い描いた未来に到達するための第一歩として、自己理解はメリットとなるでしょう。

 

いつ、自己理解を深める必要がある?

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さて次に、自己理解はいつ必要となるのでしょうか?どのタイミングで、より深めていけばいいのか?

人によってその効果的なタイミングは異なりますが、例として以下のようなタイミングは自己理解の重要性を感じると思います。

  • ケース1:就職や転職活動の時
  • ケース2:仕事や人間関係でモヤモヤした時
  • ケース3:現状の自分を打破したい!成長したい!と思った時

それでは順に解説していきます!

就職や転職活動の時

就活や転職において、自分と企業のミスマッチを起こさないことはかなり重要。

そのためには、履歴書や面接の際にしっかりと
・自分のやりたいこと
・自分の強みやできること
・苦手なこと
・その対処法
・大事にしている価値観
・どんなキャリアを描いているのか
・人生をどう向き合ってきたのか
などなど、伝える必要があります

これをしっかりと自分で理解して、そして企業へ伝えることでミスマッチが無くなり、結果、やりがいのある働きやすい職場で働くことができます。

人生の時間は限られています。自分の人生を豊かにしていくためにも、企業に合わせた薄っぺらい自分ではなく、本当の自分を理解した上でマッチする企業を選びましょう!

仕事や人間関係でモヤモヤした時

あなたがモヤモヤしている理由は、現状に満足していなかったり何か変えたいことがある時です。

「もっと自分らしく生きていきたい、今の職場や人間関係に悩みがある、やりがいを感じられない・・」など思う時に、「じゃあその原因はなんなんだろう?自分の中の何が引っかかってモヤモヤの原因になっているのか?」と深堀りしてみましょう!

そう考え始めた時が実はものすごくチャンス。自分の内面を深掘って向き合っていくのは正直しんどいので、多くの人がここで逃げてしまいがちなので、そのモヤモヤから逃げることなく、前向きに自分に向き合ってみてください!

1人で向き合うのが難しい場合は、コーチに頼ってみるのもありです。

現状の自分を打破したい!成長したい!と思った時

上記のような節目でのタイミングで自己理解を深めるのもいいのですが、

自分はこれからどうしていきたいのか、どんな自分なら理想なのか、などを考え始めた時なら、必要なタイミングなのかもしれません。

自己理解を深めることで理想やゴールが明確になり、今の自分からアップデートする大きなチャンスになります

自分の求めている未来や、もっと自分らしく生きるための理想を明確にしていくことは、現状の自分から脱却し、アップデートしていくことに繋がります!

「1人ではなかなか自分と向き合えない!」「誰かにサポートしてもらえないか..??」と思う方は、コーチングを活用してみるのもありでしょう。

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自己理解を深める方法5選【おすすめ診断ツールも紹介】

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「自己理解の大事さは分かったけど、実際に自己理解を深めるために何をすればいいの・・?」

と、その方法について気になりますよね。ここからは、自己理解の深め方について解説していきます!

  • 方法1:人生の振り返りをする
  • 方法2:コーチングを受ける
  • 方法3:他人に自分のことを聞く
  • 方法4:セルフインタビューする
  • 方法5:診断ツールを使ってみる

深める方法1:人生の振り返りをする

これまでのあなたの人生や行動を振り返ってみましょう

  • なぜこの職業や学校を選んだのか
  • 振り返ってどんなことに喜びを感じたり苦手意識を感じたか
  • 今でも印象に残っているいいことと悪いことはあるか

このような感じで、あなたのこれまでの過去を振り返ってみると見えてくるものがあります。

おすすめなのが、下の画像のように人生マップやマインドマップを用いて実際に見える化することです。

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マインドマップの実例

時間と手間が多少かかりますが、ここでじっくりと時間をかけることで、自分の判断軸が見えてきたり、大事にしてきた価値観などが見えてきます。

これまでの行動や自分の思考の癖を上から見つめてみるイメージで、自分をできるだけ客観視してみると良いでしょう

深める方法2:コーチングを受ける

コーチはクライアントに対して質問を投げかけたり、その答えに対するフィードバックを伝えたりします。その際にアドバイスや教えを押し付けられることはありません(※思ったこと感じたことは伝えてくれますが、あくまで伝えるだけなので受け取るのはクライアント次第。)

なので、普段自分で考える視点とは全く異なる視点でじっくりと自分自身の内面を見つめることになったり、時にはコーチからのフィードバックで客観的に自分の強みや想いに気づくことになります。

コーチから投げかけられた質問などに対して「考えるその時間」こそ、自己理解を深める大事な時間になります。

コーチと対話することは、自分自身と対話するということ。自己を見つめ、客観的に自己理解を深めることができます。

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コーチング_受ける_アイキャッチ画像

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深める方法3:他人に自分のことを聞く

家族や親しい友人、職場の人などに自分の長所や短所を聞いてみましょう。

自分が定期的に関わっていたり、普段やっていることを知ってくれている友人や職場の人なら、客観的な意見/フィードバックを聞けることができます。

僕も自己理解をする際に友人に聞いていました。その際に自分が思いもしなかった長所が見つかったり、短所(コンプレックス)だと思っていたことが逆に長所であったという気づきもありました

新しい自分を発見することに繋がるのでおすすめですよ!

深める方法4:セルフインタビューする

自分が知りたい事柄について、時間をとってじっくり自問自答してみてください!できれば海や公園など、開放的な空間で行うとより効果的に内省ができますよ。

自分のやりたいことは何なのか?何を求めているのか?など普段考えないようなことを、広々とした空間で自問自答してみると自己理解に繋がりやすいです!

深める方法5:診断ツールを使ってみる

自己理解とは?方法_ストレングスファインダー

性格診断や自己分析ツールの活用もおすすめです。

特におすすめは、ストレングスファインダーです!

才能を34の資質(似たような才能の集まり)に分類し、その34資質のうち、最も特徴的(優先度の高い思考、感情、行動のパターン)な5つ(または34資質全てを順位づけ)を診断結果として出します。

自己理解とは?方法_ストレングスファインダーどんな資質でも二面性があり、無意識に使っていても十分に活かせて「強み」となっている場合と、時と場合と相手によってはむしろ「弱み」となってしまっている場合もあります。

資質を意識して使えるようになると、「弱み」として見えている場面を少なくし、「強み」の部分を強化することができます。

そして、すべての人がその人なりの才能を発揮することができる。これがストレングスファインダーを活用する価値です。

数千円しますが、かなり費用対効果のいい投資になると思いますよ!

▼診断を受けたい方は公式サイトから

 

まとめ:他人の力を借りながら自己理解を深めよう

本記事の結論としては、

  • 自己理解は常にやっておく方がより効果的である
  • 自己理解を深めることで自分の強みや才能を発揮しやすくなる
  • コーチングを受けることで自己理解を深める方法もある

あなたの強みや好きを見つけて、やりたいことで生きていくためには、自分をとにかく知っていくこと!

ここでやるかやらないかがまずは分かれ道です。ぜひ行動に移してみましょう!

 

【最後に】コーチングを受けたい方へ

コーチング_受ける_メッセージ

コーチングでは、あなたが自覚できていない【want to】と【能力/強み】を特定し、
あなたの中を探すだけでは想像し得れない、現状の外側と呼んでいる「ゴール」や「目指すべき姿」に導いていきます。

”欲求の根源=want to”   ”能力・強み・才能” をコーチングの技術で深掘りすることで ”自己理解”  という土台を作る。そのwant toと強みを活かしたゴール設定 こそが、モチベーションに頼らずビジョンに向かってワクワク生きていくキーになります。

●「自分の強みや持っている個性をもっと活かしたい、見つけたい」
●「人生のビジョンや成し遂げたいことに向かって迷わず進みたい」
●「今の仕事を続けた先の将来が不透明で自信がない、、」

そう思っている人のためのコーチングセッションです。

まずは「体験」というライトな申し込みもできますし、体験することでわかることも多いです。気になった方に、ぜひコンタクトを取ってみてくださいね!

コーチングに興味を持ったら