クローズド・クエスチョン|コーチングに関する用語集
回答を限定する質問。
「Yes」か「No」かの2択のように限定された選択肢の中から回答できる質問です。選択肢が限定されていれば3択、4択などの質問もクローズドクエスチョンに含まれます。
クローズドクエスチョンのメリット
- やりとりがしやすい
クローズドクエスチョンは、YesかNo、もしくはこちらから提示した選択肢から回答をもらう質問形式のため、回答者が回答しやすく、やりとりが円滑に進みます。
- 素早く回答を得られる
前述の通り、クローズドクエスチョンは回答者が回答しやすい質問のため、回答をすぐに出してもらえる場合が多いでしょう。素早く回答が得られるぶん、テンポよくやりとりを進めることができます。
- 主導権を握れる
クローズドクエスチョンで質問を繰り返していくと、自らが主導権を握りながら相手に決断を促すことができます。そのため、クローズドクエスチョンを活用すれば、相手の考えをヒアリングしながらコミットメントを得ることができるでしょう。
クローズドクエスチョンのデメリット
クローズドクエスチョンは相手の回答の選択肢を限定する質問方法です。あまりにも長くクローズドクエスチョンを続けていくと、相手は尋問を受けているかのように感じ、ストレスになってしまう可能性があります。
また相手に「自分が話したいことを話せない」「この人は私の話を聞いてくれない」と不信感を抱かれてしまう可能性もあるため、使い方には注意が必要。