オートクライン効果|コーチングに関する用語集
自分が発した言葉を自分で聞くことによって、今まで自分が気づけなかった自分が考えていたことや感じていたことに気づくこと。
人が「話す」ということは、単に相手に情報を伝達するだけではなく、会話によって自分が何を考え、想っているのかに気づくという目的も含まれています。
つまり、相手に話しかけながら、自分でも自分の声、自分のアイディアを聞いている。
オートクラインを起こすことは、コーチングのひとつの目的ともいえます。
対話における重要な目的は相手の方の考えから学ぶことですが、それと同じくらい重要なことは、
“オートクライン効果によって自分自身の潜在的な考えに気づくこと”
です。
コーチングスキル「傾聴」が8割の理由
コーチングは、主に聞き手に回って、セッション時間全体の8割ほどを相手の喋ってもらうのが理想。
その理由は、上記で説明した「オートクライン効果」を狙ってのものです。